記憶力を低下させている5つの原因

記憶力が低下してると感じる人が増えている

米国で行われた調査によると、18〜39歳の世代で「もの忘れがひどくなった」と感じている割合が増えており原因としてスマートフォンなどの端末の普及が関係しているという。

「コミュニケーションの手段が発達し、マルチタスキングが一般化した結果、座ったまま情報端末の前で過ごす時間が増えました。特に若い世代で集中力や記憶力の低下などの悪影響をもたらしている可能性があります」と、UCLA Longevity Centerのセンター長ゲーリー スモール博士は話す。

 年齢を重ねても記憶力は低下しない

最近の研究で年齢を重ねても、記憶力は低下しないことがわかってきました。度忘れの頻度は大人から子供まで一定だったという結果があります。ただ記憶力(インプット)は大人と子供は変わりませんが、アウトプットをするのは大人の方が難しいらしいですね。大人の方が引き出しが多いですからね。

記憶力を低下させる5つの原因

1.睡眠不足

睡眠を馬鹿にしていたら酷い目にあったとなりかねません。睡眠不足は記憶力をどんどん低下させます。

 睡眠中に、脳は新しい細胞を作り出しますし、受けたダメージを直してくれるので、それを妨げるようなことをすると記憶力低下につながってしまいます。

2.生活習慣の乱れ

記憶力の低下や認知障害は、食生活を中心とした生活習慣と大きく関わるため、生活習慣病の一つとしてみるべきです。

記憶力を良くするためにも、バランスのとれた食生活を送ることが大切です。生活習慣はよくしていきましょう。

3.アルコールの飲みすぎ

ビール美味しいですよね!ただし自分にあった量にした方がいいです。いつもより飲んじゃうと記憶力低下につながってしまうかもしれませんよ。

英ロンドン大学で、中年男性のアルコール摂取量と記憶能力の関係についての研究結果が示されました。この研究は7000人の男女を対象に毎日アルコールを摂り続けた場合、どのように認知能力に影響するかを調べたものです。

それによると、中ジョッキ2杯のビールで記憶力の低下が確認され、さらに老化がスピードアップ、脳が6歳も老けるということが明らかになりました。

4.ストレスの発散ができていない

動物を使った研究で、高濃度のストレスホルモンが高齢者の短期記憶喪失を早めることがあることが明らかになりました。ストレスを感じることで分泌される、ストレス・ホルモン「コルチゾール」という物質は、脳の中で記憶をつかさどる海馬を萎縮させてしまうとのことです。

 普段記憶力があったとしてもストレスを感じてしまうと記憶力は低下してしまいます。運動など何でもいいのでストレスを発散できるようなことをしましょう。

5.スマホの使いすぎ

あるスマホ所有率、使用習慣・時間に関するアンケート調査によるとスマホを使用している人のうち、60%以上の若者は記憶力が低下し、忘れっぽくなったと回答した。

 デジタル製品への過度な依存、情報検索が記憶力よりも重要な位置を占めるに伴い、脳の記憶を司る部分が怠けるようになってしまうとのことだ。スマートフォンへの過度の依存は要注意気をつけよう。

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