「消耗品費」と「消耗品」の違い
決算整理における勘定科目の「消耗品費」と「消耗品」の違い
消耗品費は「費用科目」
消耗品は「資産科目」
鉛筆、ボールペンなどの文房具やコピー用紙など、すぐに使ってしまうものを消耗品と言います。
消耗品はまとめて買うことが多いので、当期に使い切れないことがあります。
ボールペンを10本(10,000円分)購入
例えば今期ボールペンを10本(10,000円分)購入し、そのうち4本(4,000円分)だけ使ったと考えてみましょう。
このような場合、使った4本(4,000円分)は当期の費用なので、消耗品費(費用)として計上します。
また、残った6本は次期以降の費用になるので、当期は消耗品(資産)として計上します。
次期以降の使った期に消耗品(資産)から取り崩して消耗品費(費用)として計上しようというわけです。
50,000円購入して20,000円を使用した場合
例えばコピー用紙を50,000円購入して20,000円を使用して残数を翌期に繰り越した場合を考えてみましょう。
購入した分は既に仕訳が終わってるため決算整理には行われず残数を翌期に繰り越す仕訳を行います。