「乾杯の音頭をお願いします」と長年の友人から言われたら、悪い気はしないものです。「わかりました!」と喜んで安請け合いをしてしまうものですが、いざ当日が近づいてくると、どんどんその作法や話し方に悩まされることになります。
私が重要なポイントと乾杯の音頭の方法をまとめてみます。
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乾杯の音頭で話す持ち時間は1分程度
とにかく短く!
乾杯の音頭で話す持ち時間は1分程度というのが相場です。なぜなら、乾杯のときには全員が起立しています。その中には脚の弱いお年寄りもいるのですから、得意になって長時間話すのは避けましょう。
1.ご両家への挨拶
2.新郎新婦との関係
3.新郎新婦への言葉
この3点をギュッとまとめましょう。
話はゆっくり
とにかく話はゆっくりと!
持ち時間が短いので焦って早口になりがちですが、これでは聞き取りづらくなってしまいます。
それを克服するためには、自分の挨拶を録音することが有効です。たとえばあなたがスマートフォンを持っているとしたら、標準でインストールされている 「ボイスメモ」で録音してみましょう。そして再生。自分で自分の話を十分に聞き取れるでしょうか? 挨拶は実は「すごくゆっくり話す」程度でちょうど良い ので試してください。
また、持ち時間が短いのが気になるのも事実です。そこで、iPhoneに同じく標準インストールされている「時計」のストップウォッチ機能で長さを計ってみましょう。
あとは冠婚葬祭の本をちょっと参考にすればもう大丈夫。良い式を!