ハニーローズプラセンタは怪しいのか

ハニーローズプラセンタの謳い文句?

必須アミノ酸が豊富で、ターンオーバーを促進させ
肌のくすみや黒ずみに、効果的なサラブレッド馬プレセンタ

コラーゲンやヒアルロン酸が豊富で、植物性由来のため
ホルモンリスクが、全く安全な北海道産メロン胎座から抽出した
メロンプラセンタ

美肌成分アルブチンを含み、メラニン生成を妨げる効果があり
肥満や血糖値を抑えるリンゴンベリー

3つの成分で、体の内側から徹底ケア!

その他にも、はちみつやローズ、ビタミンプレミックス
キダチアロエにメリロートエキス、L-カルニチン、セラミドや
プエラリアミリフィカなどなど…

女性に嬉しい美容成分がたっぷりと含まれています!

見た目もピンク色のハードカプセル仕様でプラセンタ成分特有の臭いも少なく飲みやすいサプリです。

飲むのは朝にしよう!

朝飲むのが一番効果的で、頭がスッキリ、イライラ知らずで
その日1日が元気に過ごせます。

夜は10時から2時まで、成長ホルモンが活性化されますので
その前までに飲むと美肌効果抜群

実際使用された方の声を聞くと、ハニーローズプラセンタを使用する前は
疲れがたまりやすく肌も乾燥しやすかったが、使用後は体調もよく化粧水の
吸収もよくなり、肌に艶も出てきたという声をよく聞きます。などなど

とてもよさそうなサプリメントですね

本当に効くのでしょうか?気になるので少し調べてみました!

プラセンタとは

プラセンタとは胎盤から抽出した成分を含有する処方箋医薬品またはサプリメントで処方箋医薬品としては更年期障害や乳汁分泌不全、慢性肝炎などに使用されます。美容領域や歯科領域としても使用されていて自由診療となります。

サプリメントや化粧品

サプリメントや化粧品としても、「プラセンタ関連商品」が流通しています。原料としてはヒトの胎盤ではなく、牛や馬・豚・羊といった家畜の胎盤が使用されています。日本ではかつてサプリメントの原材料として牛の胎盤が使われていましたが、BSEが確認されたことから安全性が疑問視され、その後は牛以外の家畜の胎盤を使用しています。羊も牛と同じ反芻動物であることよりBSEのリスクが懸念されています。

滅菌処理は60度程度の低温処理であり「メルスモン」や「ラエンネック」のような高度の処理は行われていないため家畜の性ホルモン飼育時に使用された残留抗生物質が検出されたという報告があります。

健康食品として

健康食品やサプリメントとして家畜の胎盤抽出成分を混合した食品が販売されています。ですが、胎盤抽出成分(プラセンタエキス)に含有されるとされるペプチドホルモン、酵素、成長因子、サイトカイン等は、経口摂取しても消化管で消化・分解されてしまいます。

仮にプラセンタエキスに効果があるとしても経口摂取ではその効果を期待することは難しいようです。

「美容によい」などと言われていますが、信頼に足る臨床試験でヒトにおける有効性は確認されていません一部で男性の性機能改善効果があったという報告もあるようです。

ここで重要なのは健康食品やサプリメントでは上記の家畜の胎盤を原料にした製品の他に魚の卵巣膜の抽出成分を含む商品を「海洋性プラセンタ」・「マリンプラセンタ」と称したり、植物の胎座の抽出成分を混合した商品を『植物性プラセンタ』等と称することもあるが、そもそも哺乳類の胎盤を原料としていないので、全く関係無い別の食品ということです

健康被害について

プラセンタ関連の健康食品やサプリメントで、薬剤性肝炎、薬剤性肺炎、接触皮膚炎や全身性斑状強皮症を起こすなどの健康被害も報告されています。プラセンタエキスを含む健康食品により成人型アトピー性皮膚炎が悪化したケースもあるようです。

植物性プラセンタは避けた方がいいかも

私としてはプラセンタのサプリメントを買うなら実はプラセンタではない『植物性プラセンタ』を含んでない本物のプラセンタサプリメントを買った方がいいと思います。

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