六曜をもとにしたお祝いの予定の決め方とは?

六曜とは、カレンダーでよく目にする大安や仏滅などのことです。古くから、結婚式や葬式の日程を決める参考にされてきました。その六曜の考え方を活用して、お祝いの日の日程の決め方をお伝えします。

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まず六曜の種類と意味を理解する

まずは、六曜の意味を確認しましょう。

先勝 → 午前中が吉、午後は凶とされ、急用や訴訟などを行うのに良いといわれている
友引 → 「友を引く」として葬式や法事には適さないが、結婚式には適しているとされる。朝晩は吉、昼は凶
先負 → 午前は凶、午後は吉といわれている
仏滅 → 祝い事、法事、移転、開店など全ての催事は凶とされる
大安 → 六曜の中でも最も吉とされる日。移転、結婚、開店、旅立ちなどに最適
赤口 → 大凶の日だが、正午のみは吉とされる

参加者の予定を確認

まずは、参加者に予定を確認します。
※参加者全員の都合のいい日を選ぶわけですが、この時点で大安の日にお祝いができそうなら、その日になるように仕向けてもいいかもしれません。

次に候補日がどれが含まれているかを確認

カレンダーを見て、候補日に六曜のうちのどれが含まれているかを確認します。
ちなみに、順番は「先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口」のようになっています。
旧暦の一日を先勝として当てはめていくので、カレンダーがなくても、その日が旧暦の何月何日かがわかれば算出することもできます(そんなケースはまれでしょうが)

最後に六曜の考え方をもとに、日程を調整

候補日のなかに、大安が含まれていれば、即決してしまいましょう。大安の日がない場合は、まずは仏滅を外します。お祝いなどは夜に行うことが多いと 思うので、「友引」か「先勝」の日のどちらかにするのいいのですが、「先勝」か「赤口」に行うしかない場合は、「先勝」なら午前中、「赤口」なら正午ごろ に行うのがいいでしょう。

ポイント

  • わざわざ六曜を確認して、お祝いの日程を決めるというのはあまりしないことなので、その旨を主賓や参加者に伝えると、お祝いする気持ちが伝わると思います。

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