陸続きで移動しやすい欧州は、長期旅行に適した人気エリア。
日本からも多くの女性が周遊を楽しんでいます。
でも、言葉の通じない異国を旅するのは不安ですよね。
そこで今回、女性がひとりで快適に旅するためのポイントを伝授します。
Contents
宿「経済的な宿を活用しよう」
風任せの旅をする人にとって、宿探しは重要。
節約指向の旅人がよく利用するのがドミトリー、特にユースホステルが有名です。
会員制なので、ユースホステル協会で事前に会員証を発行すること。
ネット予約、電話予約、直接訪問……混雑期か閑散期を考慮して予約方法を決めましょう。
一泊3000円前後と経済的で、相部屋が多いため宿泊者同士の友達の輪が広がります。
注意
駅から遠い郊外にある場合が多いので、暗くなる前に向かって。
荷物「スーツケースよりバックパック」
石畳の道が多い欧州では、スーツケーツを運ぶのはリスク大。
ガタガタと大きな音が響きわたり、図らずも目立ってしまいます。
さらにグラグラと不安定なため、まっすぐ歩くにくいのです。
最悪キャスターが壊れ、持ち運ばなければならないことも……。
反面、バックパックはフットワークが軽くなり、ストレス少なめです。
注意
「軽い物は下、重い物は上に」など、事前にパッキング方法を学んでおいて。
乗り物「時刻表を持ち歩こう」
列車移動が多い欧州では、時刻表は必需品。
特に欧州の全鉄道を網羅した「トーマスクック」がオススメです。
荷物になる……と思うかもしれませんが、メリットが上回るはず。
まず、時刻表には路線図などのMAPがあるので、次の行程が立てやすくなります。
さらに該当部分を指差せば通じるため、言葉が通じなくても切符売り場でも安心。
注意
より経済的に、スムーズに列車の旅を楽しむなら「ユーレイルパス」も必須です。
食事「街のスーパーを利用しよう」
現地の名物料理を食すのも旅の醍醐味ですが、レストランは入りづらく経済的に厳しい……。
だからといって、ファストフードばかりになるのも味気ないものです。
そこでオススメなのが、現地のスーパーマーケット。
その国ならではの、珍しいパンや野菜、フルーツ、デザートに出会えるかも。
キッチンがついているドミトリーも多いので、現地の食材で料理してみては?
注意
※たまにはレストランに行きたいアナタは、チップのこともお忘れなく。
服装「素材は乾きやすい物、防寒対策も万全に」
最小限の荷物で行動するため、手洗い洗濯をして着回すことになります。
特に下着類は洗濯することが多いので、すぐに乾く素材がオススメです。
綿素材よりはナイロンなどの化繊素材がベター。(Tバックがベストという意見も!)
また夏の旅行であっても、南欧以外は肌寒く、長袖必須の日が多くなります。
保温性の高いジャケットなどを用意しておいたほうが安心です。
注意
現地の人が半袖でも、日本人とは「素地」が違うので惑わされないように。
ときには勇気が必要
怖がってばかりいると、なかなか行動に移せません。ときには勇気が必要です。
ただし、旅にはさまざまな危険がつきもの。行ってはいけないエリアなどの、事前の情報収集は必須です。
また、異国は解放的になりがち。無謀な行動は絶対に避けてくださいね。