嫁と姑、同居のための心構えとは?

同居のための心構え

1.夫を「協力者」にする

■「姑は嫁にとって他人」と夫にわからせよう

夫にとっては母親。でも、嫁にとってはあくまでも「他人」であることを、まずはわかってもらいましょう。ここがズレると「なんで『家族』なのに理解できないの?」と、一番納得のいかないセリフを言われてしまいます。
姑本人に言いにくいことは、夫を介して言おう

日常生活でちょっとした気になることも、やはり直接言うと角が立つこともあります。そんな時は、夫を介して姑に意見してもらいましょう。ただし、姑には「嫁が言わせてるな」と気付かれないように注意。

例)
×夫「『使ったバスタオルを放置しないで』って、嫁子が言ってたよ」(←ダメ。絶対!!)
◎夫「使ったバスタオルは放置しないでほしいんだけど」

定期的に話し合おう

・最初にいくら話し合っても、暮していればその都度不満はたまるもの。夫と話し合う時間を定期的に作りましょう。二人だけで外食する日を、月に1回くらい設けてもいいかもしれません。

・身内のことを悪く言われるのは、誰だって気分がよくないもの。いわゆる「グチ」は友人などの第三者に向けて吐いて消化し、夫に対しては言葉はきちんと選んで、冷静に、前向きな方向で話すようにしましょう。

2.プライベートゾーン、プライベート時間を作る

・例えば、自宅に帰る前に喫茶店で一息つく時間を作ったり、食後は無理に団らんせず、お互いにそれぞれに楽しむことにしたり。一日の中で、自分の時間を作るようにしましょう。

・姑の部屋、夫婦の部屋は、「不可侵領域」。お互いに決して入らない、のぞかない、プライベートゾーンを作りましょう。

3.「水場」のルールを決める

キッチン、お風呂、洗面所、トイレ……いわゆる「水場」は、嫁姑それぞれのマイ・ルールが衝突しやすい場所。それぞれのスペースが設けられた二世帯住宅なら問題ありませんが、共用する場合は、事前にルールを決めておきましょう。

(ルール例)
・「食べた」「食べてない」不毛なケンカを避けるため、冷蔵庫のテリトリーをはっきりさせておく
・脱衣所に入る前は、必ずノックをする
・トイレは、使ったあとに各自掃除する etc…

4.遠慮しすぎない、気をつかいすぎない

目上の存在の姑には、生活する上でどうしても遠慮してしまうかもしれません。でもそれも、どうせ最初のうちだけです。そう考えたら、最初から遠慮しすぎるのは、逆に損。

「いい嫁」に無理になろうとせず、「俺がルールブック」くらいのジャイアン的姿勢でいきましょう。家事をサボったり、ダラけているところを見られても、「あー、すみません(鼻をほじりながら)」と開き直ればOKです。

5.ストレスを上手に発散しよう

■誰かに話を聞いてもらう

一番有効なのは、友人に話を聞いてもらうことですが、お互いに時間が合わない場合もあります。
そんな時は、発言小町やYahoo!知恵袋など、匿名で楽しめるコミュニティサイトで発散してみましょう。自分の体験談を書き込んだり、自分よりもヘビーな環境にある人の悩みを読めば、スッキリするはず。

ただし、インターネットの情報は、誰が見ているかわかりません。「これって、もしかして嫁子さんじゃないの……?」と、ITスキルのある姑に書き込みが発見され、修羅場になる可能性もゼロではありません。身元が特定できるような書き方は避けましょう。

■一人で外出する

一人になる時間を作ることで、「家族」のしがらみからたまには解放されましょう。
近場なら、スパ施設や一人カラオケ、ショッピングなど、自分が一番「楽しい」と思える時間を満喫することが、一番のリフレッシュになるはず。

それでも解消できない深いストレスには、思い切って「一人旅」に出てみては。お一人様プランなどで、一人旅を受け入れている宿を探してみましょう。家の机に「しばらく旅に出ます」と一筆したためた紙を置いていけば完璧です。

6.要所要所で思いやりを

あくまでも元は他人ですが、一緒に暮したらやはり「家族」。
母の日や誕生日、クリスマスなどイベントごとにささやかに贈り物をしたり、外出した際はお土産を買って帰ったり、ちょっとした心配りが、関係を円滑にしてくれます

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