電車内で効率的に睡眠をとる方法

最近、きちんと睡眠をとれていますか?
仕事に学校、毎日予定に追われる現代人は慢性的に睡眠不足だと言われています。
あまりにひどければ体調にも影響を及ぼすかもしれません。
とはいえ慌ただしい日々の中で、充分な睡眠時間を確保するのは難しいですよね。
そこで今回は毎日の通勤・通学時間において効率的に睡眠をとる方法をご紹介します。

座って寝よう

電車内には、座席に座って眠っている人が沢山います。
そう、電車内で睡眠をとるにあたり、最も大切なことは「座ること」です。
ここでは効率的な座席の確保術について学んでいきましょう。

中高生を狙いうち

まず電車内で探すのは、制服姿の中学生、高校生です。
一度制服から学校最寄り駅を特定してしまえば高確率で下車駅を予測することが出来ます。彼らが座席に座っている場合はその前に立ちましょう。
大学生などと比べると中高生は総じて通学時間がそこまで長くありません。
よって、彼らの前を確保すれば効率的に座席を確保することが出来ます。

注意

このテクニック、実は通勤・通学に電車を利用している人なら誰もが知っている常套手段。乗車前に窓から制服姿の少年少女を目ざとくチェックすることが大切です。
電車がホームに滑り込んできた瞬間から、絶対に負けられない戦いは始まっています。

 ご老人を狙いうち

次にチェックすべきはご老人の方々です。
若者と比べると比較的乗車時間が短く、行き先を予想しやすいのが特徴です。
落ち着いた観光スポットへ繋がる路線の接続駅などは下車する可能性が高いので、利用している路線にそのような駅が含まれている場合はチェックしてみましょう。

ヒント

例……鎌倉へ繋がる藤沢駅(江ノ電接続)や大船駅(横須賀線接続)など
グループの場合、ご友人同士で寺や大仏の話などをしていないか聞き耳を立ててみるのも有効かもしれません。

何もしていない人を狙いうち

電車内で、乗客は各々好きなことをして過ごしていますね。
本を読んでいる人、携帯電話を見ている人、眠っている人……。
しかしここではそのような人たちには目もくれず、「何もしていない人」を探してください。
キョロキョロと周囲を見回したり、窓の外を覗いてみたりと落ち着きがなくなる人は次の駅で下車する可能性が非常に高いです。
また、電車が減速し始めた時に本や携帯電話をかばんにしまう人がいたらそれは「下車します」のサインです。見落とさないようにしましょう。

注意

逆に言えば、下車するつもりのない駅に到着する直前に本をしまうなどの身辺整理を始めてしまうと、立っている人にあらぬ期待を抱かせてしまうかもしれません。ほら、何かを欲したような目であなたを見つめていませんか?
そのような行為は駅と駅の間で行うようにしましょう。思わせぶりな態度はよくありません。

 むしろもう乗客を暗記

通勤・通学の場合、あなたは大抵毎日同じ時間の同じ電車に乗っていますよね?
これは他の乗客も同じです。
注意して見てみると、毎日同じような顔ぶれが揃っていることに気づくかもしれません。
早めの駅で下車する人を把握してしまえば、迷わずその人の前を狙いうちすることができます。

ポイント

人の顔を覚えるのが苦手……そんな人もいるでしょう。しかし一度覚えてしまえば、自然と愛着がわいてくるもの。いつもスポーティーなあの子がミニスカートをはいてきた日にはなんだかドキドキしてしまうかもしれません。

ボックスシートの前に立て

最後は、人でなく座席そのものについてのお話です。
座席確保のためにどこかの座席の前に立つのは当たり前ですが、ボックスシートがある場合はその前に立ったほうが明らかに効率がいいと言えます。
単純に二名分の座席を「予約」することが出来るわけですから、座席確保率は二倍にアップするのです。
よほど下車可能性の高そうな人が見当たらない場合は、ボックスシート前に立つのがベターでしょう。

様々な方法をご紹介してきましたが、座れてしまえば睡眠時間を確保できたも同然です。
落ち着いてぐっすりと眠りましょう。ただし乗り過ごしにはご注意を。
快眠度★★★

立って寝よう

座れなければ、睡眠はとれないと思っていませんか?それは大きな間違いです。
混雑が激しく座席の確保が難しそうな場合、むしろもう立ったまま寝てしまいましょう。

ポジション1 半身固定

電車のドア横には、大抵手すりがついています。そこに半身を挟み込み、座席の壁や支柱に寄りかかって身体を固定させるテクニックです。
足は地面に対して20~30度の角度にセットすると安定します。
かばんを肩にかけている場合、その重みから思わず空気イスのような体勢になってしまう恐れがあります。何かのトレーニング中と勘違いされてしまう恐れがあるので、可能であればかばんは地面に置きましょう。
図示するとこのようになります。                        快眠度★★

ポジション2 肩枕

立ったままでもいいから寝たい、でもポジション1のようにドア横に立ち、座れる可能性を一切排除してしまう勇気もない……。
そんな無いものねだりなあなたには、つり革を使った肩枕がおすすめです。
やり方は簡単、片手でつり革をつかみ、つかんだほうの肩に自分の頭を乗せるだけです。
立ったまま睡眠をとりづらい最大の原因として、頭の位置が安定しないことが挙げられます。
しかし、逆に言うと重心が定まらずグラグラしてしまう頭さえ固定できれば、比較的安定した姿勢を保つことができるのです。
図示するとこのようになります。                                                                              快眠度★

おわりに

いかがでしたか?ここに紹介したのはほんの一例です。
車内の混雑状況やその日の睡魔状況によって、色々試してみてくださいね。
この記事を読んだことによって「むしろもう家のベッドより電車の方が良く眠れる」という領域に達する人が一人でも増えれば、こんなに幸せなことはありません。

あなただけの法則やテクニックを発見して、素敵な車内睡眠ライフを!!

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