帰宅難民になってしまった時の対処法とは?

終電を寝過ごした……といったようなことで、帰宅難民になるかもしれません。

電車もバスもタクシーもない、というか所持金もないし体力も……そんな時はどうしますか?

そうですね、野宿ですよね。 というわけで、「万が一に備えて知っておくべき野宿の基本」について書いてみました。

場所について

野宿をするとなったら、まずは場所の確保です。 ここは避けろという場所について、いくつか挙げてみました。

  • 公園
  • 地下道
  • ビル街
  • 住宅街

公園、地下道は不良が比較的多くいます。危険な目に会いたくなければ、基本的に避けるべきです。

ビル街については、夏は大丈夫ですが、それ以外の時期は避けるのが無難です。風が体温を奪い、体力の低下を招きます。ご注意を。

住宅街は通報される恐れがあるので、あまりおススメできません。そういうのが好きな人はどうぞご自由に。

では、どんなところがおススメなんでしょうか?

  • 駅前
  • 交番が見えるところ
  • 墓地や寺院
  • 24時間営業のお店の近く

やはり、少しは明るいところがいいですね。

人通りが多くて寝づらい場合は、できるだけ人の目につく、離れたところで野宿するのがいいかもしれません。

「墓地や寺院」については意外かもしれませんが、人の出入りが皆無で危険もありません。水場もありますし、思いのほか過ごしやすい環境です。

幽霊? そうですね、そんな時のために塩でも持っていればいいかもしれません。

注意

場所を確保する際に気をつけなければいけないことに、ホームレスの方々への配慮があります。彼らにはそれぞれのテリトリーがあり、それを侵すのはマナー違反になります。土足で入り込むことのないよう、ちょっと離れたところで寝るのが良いでしょう。

道具について

野宿にあれば便利な道具類を挙げていきます。

段ボール

これは野宿において最強の道具ですね。敷けば緩衝材、くるまれば防寒……野宿をするにおいてこれほど便利なものはありません。

おススメは段ボールを敷いてさらに寝床を壁のように囲み、余裕があれば布団のようにかぶって寝ることです。これで防寒対策は間違いありません。

ポイント

段ボールは飲食店やスーパーの裏など、日ごろ段ボールを使うお店の裏によくあります。

もしくはゴミ捨て場など、野宿の際は探してみてください。日ごろからチェックしておくこともおススメします。

新聞紙

よく駅前などで風に吹かれていますよね、あの新聞紙、実はいい道具なんです。

案外保温力があるため、くるんで体温を保つことができますし、冬場などはこれに救われることも多々あります。

翌日がゴミの日であれば運良く大量にゲット! ついでに世の中の情報もまとめてゲット! すてきですね。

かばん

なければ靴などでも構いませんが、枕の代わりになるものがあるといいですね。

首に角度をつけるものがないと、翌朝の調子が悪くて仕事が……ということにもなりかねません。 これも段ボールで代用できますが、柔らかさがほしいですよね。

寝るときのコツ

準備もできたし、そろそろ寝ようかな……なんて寝てみても、目覚めて体の節々が痛くては一日ブルーな気分に。それじゃあお仕事もはかどりませんよね。

社畜やソルジャーに求められるのは健全な肉体です。体が痛くてちょっと……なんて言い訳は死罪も同然です。
ここでは野宿を少しでも快適なものにできるよう、ちょっとしたコツをご紹介します。

  • ストレッチ

慣れない環境では体が緊張してしまいます。その状態では体が痛むのも当然。 寝る前と起きてからの2回、簡単にストレッチをしましょう。

野宿で傷めるのは主に首と腰です。その2か所を重点的にほぐし、より快適な睡眠を目指しましょう。

  • 血流を意識

慣れない環境で寝ると、自然と姿勢も悪くなってしまい、血流にも悪影響が出てしまいます。そのままでは目覚めたときに肩が痛くなるはずです。

そこで、血流を良くするためにベルトやネクタイなどは外しましょう。靴なども脱ぐのがいいでしょう。

  • 空を見る

あなたがもしキャンプなどをしないタイプであれば、夜空を見ながら寝ることをおススメします。

これが野宿の妙味です。星を見てリラックスすることもあるかもしれません。普段とは違う環境を楽しみましょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

最初は誰でも初心者です、ここにある情報を元に、快適な野宿ライフを堪能していただければ幸いです。

それでは、いつか野宿するときに会いましょう!

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