正しい土下座の方法とは?

日本には最も深い謝罪の形として、土下座という作法があります。
いつ土下座をすることになっても困らないよう、正しい土下座の作法を身に付けておきましょう。

心構え

1. 非が自分にあったとを認めましょう。
自分が謝罪しなければならないことを少しでも反発する気持ちがあると、
どうしても態度に出てしまい、土下座された側にも伝わります。
くどくどと弁解や言い訳は絶対しないようにしましょう。

2. 相手に謝罪を求められる前に行うようにしましょう。
相手から謝罪するよう求められてから行うのでは効果が半減します。

手順

1. 素早く3歩ほど後ろに後退りします。
1歩下がる毎に少しずつ前屈みになるのがポイントです。

2. その場で正座をします。
この時、手は相手を向くように少し斜めに傾け地面に着きます。

3. 相手の1秒間じっと見つめ真摯さを伝えます。
あまり時間が長すぎると逆効果なので長くても2秒以内に抑えましょう。

4. 大きな声で「申し訳ございませんでした!!!!」と、謝罪の言葉を伝えます。
それ以外の言葉は必要ありません。

5. 言い終わる刹那に頭を下げ、地面から1センチの高さで固定します。

ポイント

  • ※謝罪の言葉を伝えてから頭を下げるのがポイントです。 順序が逆だと、地面に向かって謝罪する形になってしまい、
    なおさら相手の神経を逆なでします。

6. 相手から許しの言葉が出るまで姿勢を続けます。
少し待っても相手から許しの言葉を頂けない場合、
一旦頭を上げ、再度手順3からの動作を繰り返します。
相手が根負けして謝罪の言葉を口にするまで何回でも繰り返しましょう。

おわりに

上記手順を何も見ずとも実行出来るようになれば、あなたも立派な土下座マスターです。
普段の生活の中でも積極的に使っていくようにしましょう。
そのうち、あなたも影で「ゲザラー(土下座をする人の意)」と呼ばれる日がくるはずです。

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