ダンゴ運転バス、空いてるバスに乗る方法

なかなかバスが来ないなと思っていたら、来る時は2台つながってやってくる・・・それがダンゴ運転状態に陥った、通称ダンゴバス。そして必ずといっ ていいほど後ろのバスが空いているのが定番です。そんな時でもわずか3秒の時間を割くだけで、空いたバスに乗ることができる方法があるのです。

ダンゴ運転バスのメカニズム

ダンゴ運転バスとは

複数の車両が間隔をあけずに繋がって運転する状態になってしまうことをダンゴ運転と言い、電車や路線バス、ビルのエレベーターなどで時々発生する現象です。
その中でも路線バスが繫がって運行している状態を指すのがダンゴバスで、住宅団地から最寄り駅へなどの特定ルートを数分程度の短い間隔で運行しているところによく見られるようです。

ダンゴ運転バスのメカニズム

発生のメカニズムはいろいろ研究されているようですが単純に言うと次のよう。

  1. 当初は時刻通りに等間隔で運行している。
  2. 停留所にも続々と乗客が集まってきている。
  3. 信号のタイミング、いつもより乗る人が少しだけ多い、車の切れ目がなく発車タイミングが遅れる、などちょっとした事柄がきっかけになってわずかな遅れが生じる。
  4. 次の停留所ではそのわずかな遅れ分だけ乗客数が増えることになる。
  5. するとその分だけ乗降に時間がかかるようになり、バスはさらに少し遅れる。
  6. 次の停留所ではその分さらに乗客が増え、時間がかかるようになってしまう。それを繰り返す。
  7. 一方で定刻運行している後続のバスは、前のバスが乗客を拾っていってくれるので乗客が増えることもなく、乗降に時間がかかることもなく、運行に遅れも生じない。
  8. 順調に運行しているうちに前のバスに追いついてしまう。
  9. ダンゴバスの発生。

狙い目

狙い目は後続バス

この空いている後続のバスが狙い目です。ダンゴバスメカニズムにより乗客は前の車両が拾っていってくれるので、この後続バスは現時点で空いている確率が高くなります。そしてこの先もその傾向は続きので、下車したいバス停への到着時刻もあまりかわらないことになります。

狙い目の発見方法

狙い目バスの発見方法はごく簡単。自分がバスに乗ろうとする直前に一度「右を見る」という行動です。
1.場合によってはすぐ次にバスがつながってやってきているというパターン。
2.あるいは数台後ろにつながってきているパターン。
乗車前に発見できれば目の前の混み合ったバスを見送って、すぐ次に来る空いたバスに乗ることができます。

ポイント

 ついつい目の前のバスに乗ることだけを考えてしまい、すぐ次に空いたバスが来ていることに気づかない人も少なくありません。そこで一度冷静になって後続の状況を目視してみるというところがポイントです。

注意

 行き先が違うバスが混在している路線、始発からここまでのルートが異なり混み方が違っている場合などは、この方法を使うのはかなりリスクが高いので要注意です。

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