軽自動車のナンバープレートのナゾ

最近、道行く自動車を見ていて気づきました。

「軽自動車の前に付いているナンバープレートはなんで真ん中についてないんだろう?」と。

全ての軽自動車が当てはまるわけではありませんが、運転席寄りに少しだけずれているナンバープレートの多いこと!
反対に、助手席側へずれているナンバープレートも何台か見かけました。

これって法律的に問題ではないの?なぜ位置をずらしているの?
すこし調べてみました。

法律上はどうなっているの?

『道路運送車両法施行規則』という法律があります。その内容を確認すると、

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(自動車登録番号標の取付け位置)
第七条  (略)自動車登録番号標の取付けは、自動車の前面及び後面の見やすい位置に確実に行うものとする。(略)

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とあります。

要は「ナンバープレートは見やすい位置に取り付けましょう」ということなので、

法律上、必ず真ん中につけなくてはならないという決まりではないようです。

なぜずらしているの?

見た目は、普通車のように真ん中についている方が納まりがよいですが
最近の軽自動車の多くは、最初から少しずらした位置についているようです。

先日、ディーラーに行く用事があったので、そのついでに聞いてみると、

「エンジンルーム前側にラジエーターという装置があるのですが、
このラジエーターは熱くなったエンジンを走行風などで冷やす装置なので
できるだけ風通しのよいところに配置する必要があります。
軽自動車は普通車に比べて車体の幅が狭いですが、
狭いなりにもこのラジエーターを塞がないために
ナンバープレートの位置を、装置の配置に合わせ、中心から少しずらす工夫をしているんですよ」

という答えが返ってきました。

やっぱり、なんとなくではなくて理由がちゃんとあるのですね。

ちなみに、ナンバーが運転席側に寄っている車が多いのは、
助手席側にラジエーターを配置している車が多いからなんだそうです。

 終わりに

自動車事情に明るくない私にとっては、このぐらいの答えでも十分スッキリしましたが、
興味のある方はまだモヤモヤ感が残るかもしれません。
今回の話もあくまで一例ですので、気になる方はさらに調べてみてくださいね。

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